詩篇 2

1 何なればもろもろの國人はさわぎたち諸民はむなしきことを謀るや

2 地のもろもろの王はたちかまへ群伯はともに議り ヱホバとその受膏者とにさからひていふ

3 われらその械をこぼち その繩をすてんと

4 天に坐するもの笑ひたまはん 主かれらを嘲りたまふべし

5 かくて主は忿恚をもてものいひ大なる怒をもてかれらを怖まどはしめて宣給ふ

6 しかれども我わが王をわがきよきシオンの山にたてたりと

7 われ詔命をのべんヱホバわれに宣まへり なんぢはわが子なり今日われなんぢを生り

8 われに求めよ さらば汝にもろもろの國を嗣業としてあたへ地の極をなんぢの有としてあたへん

9 汝くろがねの杖をもて彼等をうちやぶり陶工のうつはもののごとくに打碎かんと

10 されば汝等もろもろの王よ さとかれ地の審士輩をしへをうけよ

11 畏をもてヱホバにつかへ戰慄をもてよろこべ

12 子にくちつけせよ おそらくはかれ怒をはなちなんぢら途にほろびんその忿恚はすみやかに燃べければなり すべてかれに依賴むものは福ひなり

読み続ける 詩篇 3...

ヱホバよ我にあたする者のいかに蔓延れるや 我にさからひて起りたつもの多し

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attribution 日本聖書協会, 東京 (1917)
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