詩篇 12

1 ああヱホバよ助けたまへ そは神をうやまふ人はたえ誠あるものは人の子のなかより消失るなり

2 人はみな虚偽をもてその隣とあひかたり滑なるくちびると貳心とをもてものいふ

3 ヱホバはすべての滑なるくちびると大なる言をかたる舌とをほろぼし給はん

4 かれらはいふ われら舌をもて勝をえん この口唇はわがものなり誰かわれらに主たらんやと

5 ヱホバのたまはく 苦しむもの掠められ貧しきもの歎くがゆゑに我いま起てこれをその慕ひもとむる平安におかん

6 ヱホバの言はきよきことばなり 地にまうけたる爐にてねり七次きよめたる白銀のごとし

7 ヱホバよ汝はかれらをまもり之をたすけてとこしへにこの類より免れしめたまはん

8 人の子のなかに穢しきことの崇めらるるときは惡者ここやかしこにあるくなり

読み続ける 詩篇 13...

ああヱホバよ かくて幾何時をへたまふや 汝とこしへに我をわすれたまふや 聖顔をか...

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attribution 日本聖書協会, 東京 (1917)
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